京つう

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2006年04月23日

これが、剣鉾なんや!?


剣鉾
お祭りの神輿渡御(みこしとぎょ)の
先導を務め,悪霊を鎮める祭具。
お祭りによっては、
神輿の前後を固めている場合もあります。
鹿ケ谷の大豊神社の祭列などは、その前後バージョンですね。

長さ7mほど、錺金具の意匠により、
菊鉾とか、扇鉾とか、名称がついている。
鉾差という、
鉾を差持つ技術人集団がいて、
一乗寺八大神社,西院春日神社,嵯峨祭,梅ケ畑平岡八幡宮の四社の剣鉾差しが、平成2年に京都市無形民俗文化財として登録されています。

簡単に言うと、氏神さんが楽しみにしたはる、年に一回の旅行に同行して、氏神さんをバッチリ警護し、道筋を清め案内するエスピーの役目をします。

その存在を確認できるものに、
古くは、貞観11年(869)の祇園御霊会の創始の際,
神泉苑(しんせんえん)に66本の鉾を建て、
疫病退散の祈願が行われたとされるものがあります。

剣鉾が、歴史資料上で、
現在にような形態でみられるのは、室町時代初頭。
絵画資料では,
あの有名な上杉家本「洛中洛外図」屏風(室町時代末)で、
御霊社(現:上御霊・下御霊)の剣鉾渡御の様子が美しく描かれています。

一説には、祇園祭の鉾の原型とも言われていますが、
ぼくは早い段階で、個別に発展成長していったもののように思います。
もちろん、相互に影響しあってはいるとは思いますが。  

Posted by どせうの寝床 at 01:31Comments(0)【剣鉾について】