鷺森神社 例祭 5月5日

どせうの寝床

2007年05月10日 22:32

5月5日は、旧修学院村の産土神である鷺森神社の例祭です。

ただ、この日は、春祭りの超ラッシュDAYなのです。

剣鉾の出る祭りだけでも、

洛東を北から、上高野(崇導)・修学院(鷺森)・一乗寺(八大)・鹿ケ谷(大豊)・清水(地主)。

ぐぐっと南に飛んで、深草(藤森)。これは東福寺の瀧尾神社の剣鉾が奉賛。

そして、京都の北西の広い氏子区域を持つ、紫野~西陣(今宮)の神幸祭(お出で)。

こう見ても、絶対に全部を一日では回れないのです。


ということで、非常に不本意ながら、鷺森さんの5日当日・本祭は見れないので、

前日の宵宮にお伺いしてみました。



私がお伺いした4日宵宮の晩は、宵宮祭ということで、
神輿が巡幸するのです。
それも、修学院村の昔の道を、行ったり来たりと、
細かく旧村内を巡ってゆきます。

明日5日の本祭は、また神輿も出て巡幸するのですから、

二日連続の神輿渡御があるわけです。

そういえば、南隣りの一乗寺の八大神社も宵宮祭で夜の渡御がありますね。

私も詳しくは知りませんが、大体、神さんは夜にお渡りされるのが好きですね。

というか、そういうものなんでしょう。


30年ほど前に、修学院の祭を見に来た時と同んなじです。

御旅所に三本立っていました。

左から、桐鉾・菊鉾・橘鉾。



通常の剣鉾よりも若干小ぶりで、どういう形の差し方をされたいたかは不明です。



残念ですが、受金の位置が中央の額の上に付けられています。

正しい組み立て方が、すでに伝わっていないことが伺えます。

1980年頃に撮影した写真を見てみると、3基中2基は正しく組み立てられていたのですが。


一基ずつ、拡大画像で見て下さい。






■鷺森神社(さぎのもりじんじゃ)

◆御祭神   素盞嗚尊(すさのおのみこと)

◆御鎮座地  〒606-8061 京都市左京区修学院宮ノ脇町16



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