八大神社 5月4日 宵宮・剣鉾の組立調整

どせうの寝床

2007年06月29日 03:43

八大神社神幸祭を明日に控えて、5月4日今晩・剣鉾の組立調整が行われるのです。

さらに、この晩には、宵宮祭も行われるのです。

神輿が渡御をするので、家々のかどには篝火が焚かれ、神さんのお通りをお迎えしています。




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コースは至って簡単。
神社から下り松まで降りてきて、
街道を北薬師堂まで。
Uターンして、
今度は旧北白川村の隣接まで下がって、
再びUターンして、
下り松から神社へ戻ります。


菊、龍、柏の三基の鉾が、今から組み立てられます。



まずは、剣を磨いていきます。







剣先の磨きが一段落したところで、いよいよ、剣鉾の組立です。

まず、菊鉾から始められるようですね。

解説抜きで、組立の手順をじっくり見て欲しいと思います。

































ここまでで、ほぼ完成です。





さて、試し差しをしてみて、最終の調整にはいります。

どんな調子に出来ているか、楽しみ楽しみ。





一発OK。






さて次は、龍鉾の番です。

組立手順は、先の菊鉾と同じ。

ただ、金錺の意匠が龍ですし、形や寸法は当然異なるので、

紐の通し方など、細かいところは微妙に違っています。







組みあがって、一発目の試し差しです。





剣の招き具合が、若干早いようです。

剣と額の間に襷を巻いて噛ませてやり、寸法にして僅か1cmほどですが、

剣が長くなる勘定です。

これで剣の招きの振幅が遅くなり、鈴の動きと鉾全体の扇ぎ具合が、

ピッタリ合ってくるでしょう。





今度は調子が出せたようです。

みんな代わる代わるに差してみて、調子を確かめています。







最後は、柏鉾です。

この鉾が、一番素直で差しやすいということで、練習にも柏鉾が使われていました。

私も差しているというには程遠いですが、

棒立ち状態で、練習の時に腰の差し皮に据えてもらったのも、この柏でしたね。




調子もよく、一発OKです。





さあ、明日の本番を待つのみです。




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