晴明祭 9月23日 続報
晴明祭が今日無事に行われたはず。というのも、私事でどうしても行くことが出来ないので、
22日に剣鉾そのほか、神社の風景を見てきました。
●扇 鉾 典型的な扇鉾のスタイルをしています。晴明神社の鉾は枠造りの
荷鉾(にないほこ)なので、風の影響は無視できるのですが、本来風を起こす道具の扇なので、風をはらみ易く差鉾(さしほこ)の」場合、非常に熟練を要する鉾の種である。
●菊 鉾 菊の意匠をつかった鉾は市内各所の祭礼で見られるが、それは剣鉾の御寄進が皇室・皇族よりのことが多いことがその理由と思われる。晴明神社の菊鉾は、紋章化された菊をモチーフにしたタイプではなく、立体的な菊花と葉を板金からおこして作られている。また、受金が雲形になっているところなど、このスタイルは前回にも書いていたが、
紫野の今宮祭や
上御霊祭の剣鉾たちの影響を色濃くみることができる。
社務所の座敷に剣鉾に2基のお飾りがされています。その中央の床には、安倍晴明さんの御影が下げられています。境内の参拝者は、地元の方々というよりも、観光に来られての参拝者がほとんどのように見受けられました。
参道と神社の前には、店が建ち並んでお祭の雰囲気を盛り上げてくれます。
しかし、祭当日の巡行に来れないのは痛いです。
剣鉾の写真だけでお許し下さい。
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