京つう

歴史・文化・祭り  |中京区

新規登録ログインヘルプ


スポンサーリンク

上記の広告は、60日以上更新がないブログに表示されています。
新たに記事を投稿することで、広告を消すことができます。  

Posted by 京つう運営事務局 at

2010年05月09日

菅大臣神社の剣鉾・2010

菅大臣神社の春季例祭が、5月9日行われる。

八坂神社の氏子区域の中にあって、菅大臣町・本柳水町・堀之内町の三ヶ町が氏子町。

松竹梅鉾と菊鉾の2基を出す。

毎年、拝殿の左右に飾付けられるが、もう長年、居祭りである。

一基は荷鉾になっていて、祭礼中に拝殿の右側に懸装品の胴掛が展示される。

もう一基は、拝殿の天井に長柄らしきものが保存されているが、未確認。










※この胴掛は、2008年の祭礼時に撮影のものだが、今年も拝殿に飾付けられている。



やはり、祭礼時のみ、拝殿内の本殿正面に飾られる御正体(みしょうたい)は必見。

御正体とは、神仏習合により、

神体である鏡に本地仏の像を示した鏡像または懸仏(かけぼとけ)のことで、

この場合、垂迹は天満大自在天神であるのに対して、本地は十一面観音となる。




十一面観音の脇侍に見えているのは、

北野天満宮の相殿東座:中将殿と相殿西座:吉祥女が垂迹に対する本地である、

それぞれ不動明王と毘沙門天である。








  


Posted by どせうの寝床 at 02:04Comments(2)菅大臣神社