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Posted by 京つう運営事務局 at

2018年09月22日

2012年05月06日

八大神社・氏子祭2012

2012年5月5日、一乗寺 八大神社の祭礼が行なわれた。

午後0時半から上一乗寺 集会所での奉幣式の後、

剣鉾三基と鉾差し一同は神社へ参拝し御祓いを受け、

午後1時より神幸列に供奉した。








八大神社境内に立てられた剣鉾三基。

向かって右より、柏鉾・龍(りょう)鉾・菊鉾。




神幸列の先頭グループを構成する剣鉾三基は、神社を出てすぐ巡幸路を北へとる。






細い道ながら、頭上の電線が多く、鉾を差せる場所が意外に少ない。

僅かな隙間を見つけては、鉾差しの妙技が披露される。


これは、一番鉾の菊鉾。




手前が菊鉾、後方が龍鉾。




電線をさせて、個人宅の庭先で差される二番鉾の龍鉾。




龍鉾の後に付くはずの三番鉾・柏鉾は、別ルートを巡行しているため姿が見えない。




集会所前の旧街道沿いは、三基が揃って差される、数少ないポイント。








神輿が追いついてきた。

今年、白棒(長柄)を新調して、長さは従来のままだが太くなったとのこと。



明治以前、ここ一乗寺は、

近江坂本に日吉社・山王祭の神輿駕輿丁として奉仕していたこともあり、

神輿の鈴や鈴縄の形状、縄の掛け方や長柄の形状などに、

京都中心部の神輿と異なる特徴が見受けられる。

先ず、京都での縄結びの特徴となっている、男結びといわれる縄を高く巻き上げる結び方が無い。

さらに、山王神輿に見られる”かえ縄”といわれる縄目に似た、網状の縄の巻き方が見られる。

神輿に近いところで、横棒が前後に一本ずつである。

あくまでも想像の域だが、鳴り環の付いた長柄も、本来はもっと短く、

鳴り環もなかったのではないか。

※右記を参照されたし。『日吉大社・山王祭2011 神輿上げ(お輿上げ)・3月6日』












白川通りを南下しながら、三基が揃って差されている。




別ルートで大廻りをする柏鉾。






最後に参道を上がってくる。




神社前で一差し。




境内まで戻ってきて、本殿前で鉾が差された。




  


Posted by どせうの寝床 at 12:58Comments(4)八大神社

2009年05月05日

八大神社2009 宵宮祭 剣鉾最終調整

一乗寺・八大神社の宵宮祭(5月4日)に行ってきました。

宮座の方々により神輿が舁かれて、上一乗寺を巡幸します。











集会所では、剣鉾3基の最終調整が行われています。

・龍鉾(りょうぼこ)


・菊鉾、柏鉾





明日は、吹散りをつけて巡幸します。






さあ、5日はいよいよ本祭です。

2007年の巡幸予定表ですが、今年もほぼこの予定で進むと思いますので、
参考までに。

  


Posted by どせうの寝床 at 08:47Comments(2)八大神社

2009年02月28日

八大神社・剣鉾 鉾差し 2009年2月21日



八大神社・剣鉾差しがNHK番組で紹介されました。

  


Posted by どせうの寝床 at 13:26Comments(0)八大神社

2007年06月29日

八大神社 5月4日 宵宮・剣鉾の組立調整

八大神社神幸祭を明日に控えて、5月4日今晩・剣鉾の組立調整が行われるのです。

さらに、この晩には、宵宮祭も行われるのです。

神輿が渡御をするので、家々のかどには篝火が焚かれ、神さんのお通りをお迎えしています。




   ↓↓↓ミニ画像をクリックすると大画像で表示します。
コースは至って簡単。
神社から下り松まで降りてきて、
街道を北薬師堂まで。
Uターンして、
今度は旧北白川村の隣接まで下がって、
再びUターンして、
下り松から神社へ戻ります。


菊、龍、柏の三基の鉾が、今から組み立てられます。



まずは、剣を磨いていきます。







剣先の磨きが一段落したところで、いよいよ、剣鉾の組立です。

まず、菊鉾から始められるようですね。

解説抜きで、組立の手順をじっくり見て欲しいと思います。

































ここまでで、ほぼ完成です。





さて、試し差しをしてみて、最終の調整にはいります。

どんな調子に出来ているか、楽しみ楽しみ。





一発OK。






さて次は、龍鉾の番です。

組立手順は、先の菊鉾と同じ。

ただ、金錺の意匠が龍ですし、形や寸法は当然異なるので、

紐の通し方など、細かいところは微妙に違っています。







組みあがって、一発目の試し差しです。





剣の招き具合が、若干早いようです。

剣と額の間に襷を巻いて噛ませてやり、寸法にして僅か1cmほどですが、

剣が長くなる勘定です。

これで剣の招きの振幅が遅くなり、鈴の動きと鉾全体の扇ぎ具合が、

ピッタリ合ってくるでしょう。





今度は調子が出せたようです。

みんな代わる代わるに差してみて、調子を確かめています。







最後は、柏鉾です。

この鉾が、一番素直で差しやすいということで、練習にも柏鉾が使われていました。

私も差しているというには程遠いですが、

棒立ち状態で、練習の時に腰の差し皮に据えてもらったのも、この柏でしたね。




調子もよく、一発OKです。





さあ、明日の本番を待つのみです。



  

Posted by どせうの寝床 at 03:43Comments(2)八大神社